【W杯】ドイツの優勝。そしてドイツに思っていること。
【W杯】ドイツの優勝。そしてドイツに思っていること。のコラム記事です。
【W杯】ドイツの優勝。そしてドイツに思っていること。 | らもすいずむ | スポーツナビ+
以下が後半のコラム記事になります。
マッチレビューはここで終わりなのですが、ここから少しドイツとニッポンの関係性について触れてみたいと思います。
内田、長谷部を筆頭に岡崎や細貝、乾、そして香川の古巣であるドルトムントなど多くの日本人フットボールプレーヤーのいるブンデスリーガとドイツ代表の心温まるエピソードがあったのでご紹介させて頂きます。
2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。日本の多くの方々が被災し、今でも堪え難い生活を送っている方々もいることでしょう。震災翌日のシャルケ×フランクフルトが行われました。ACジャパン(日本広告機構)などでも取り上げられていた内田選手のこの姿です。
「日本の皆へ。少しでも多くの命が救われますように。共に生きよう!」
このシャツを用意していた内田選手ですが、このシャツを見せるまでのエピソードが有りました。
ノイアー『それ見せるのか?』
内田『勝ったら見せる。負けたら見せない。』
ノイアー『俺が守って勝たせる。問題ない。』
試合はシャルケが先制したものの
ノイアーのミスから同点とされ、
後半39分時点で1−1。
このままドローで終われば恐らくメッセージは見せなかったかもしれません・・・
しかし終了間際、ノイアーが飛び出しFWへ直接ロングボール!
なんとこれが決勝点のアシストとなりました。
シャルケは劇的な勝利。
試合後、勝利に喜ぶ仲間には混ざらず、
内田はメッセージ入りのユニフォームを着て
観客の前に立ちました。
しばらく時間がたち、
他の選手らがグラウンドを去ろうとしていたので
内田も一緒に控え室に戻ろうとしました。
その時、
ノイアーが内田の手を取り
再び観客席の前に内田を連れて行きました。
(http://スポーツニュース.jp/uchinoiasinsai-1013さんからの引用になります)
このお話は大分有名なお話ですが、今回はドイツ代表の優勝からこのお話をしたいと思いエントリーしました。
ドイツ代表/ユーロ予選 スタンドに日の丸&日本の被災者にメッセージ
ドイツ代表がカザフスタン代表とのユーロ予選の折に、スタンドに大きな日の丸を掲げてくれ、メッセージまで掲載してくれています。実際、クラブレベルや個人レベルのメッセージは多いんですが、代表戦でここまで大きく扱ってくれてるナショナルチームは有りませんでした。
ってことで、今日の更新はW杯の優勝記事を書いていたらそんなこと思い出したんで更新してしまいました。
P.s レアルマドリーも震災に関するコメントとメッセージを発信しています。